【 デッキ紹介】交際⇔性交渉
お久しぶりです。刺身です。前回のデッキ紹介から半年以上空いてしまいゴメンなさい💦
デッキ案自体は夏にはあったんですが、ブログを作ってしまった以上、紙芝居を作らないわけにはいかないような気がして色々と考えていたら10月に、そしてブログ書き起こしてちんたらしていたらもう年末になっていました。デッキ完成時はブリュネクが制限だったのに、書き終わった時には無制限になってましたね。もともとデッキ作成速度が通信規制されたTwitterの画像読み込みよりも遅い人間なのに、自らのアートによって更に遅くしてしまっているのは本末転倒ですが。
このデッキはこの前の勤労感謝の日に行われたいなご会に持ち込んだところ、ちょうど勝率5割だったので及第点として今後の改築も兼ねて紹介したいと思います。
今回の紙芝居は今までのようにお話が全て完成していたようなタイプではなく、その場その場でパターンを変えられるようなタイプになっています。(ただ書き起こしたら紙芝居じゃない気がしてきたのでやっぱり紙芝居じゃないです。)
ちなみにこのデッキ名、聞いただけでピンと来る人もいるかもしれませんがロバート秋山の「順序の歌」が元ネタになってます。聞くだけでクスッと笑ってしまうので聞いたことない方はこの後の理解にも繋がるので読む前に是非。
ブログ更新ついでにはてなブログに身を移しました。FC2ブログはgmだったので。
※2019年11月現在の構築に更新しました。
【交際⇔性交渉】
1.デッキコンセプト
このデッキを作るきっかけになったのはこのカードでした。
場にある限り1度だけ2000LPという激重コストを支払う代わりに、星3のサイキック族を2体並べられるかなり強力な効果を持っています。
前からこの豪快な効果に惹かれていたのでデッキを組んでいたこともあったのですが、1年半前に崩してしまったので久々に使いたい欲と、僕の一番好きなデュエル動画の無駄知識デュエルさんがこいつのことを”セックス・テレポーター！”と楽しそうにプレイしていたのを見てここから紙芝居を膨らませようと考えました。(中学生並感)
ただセックス・テレポーターをメインにするために効果を複数回使いたいと思っても、”場にいる限り1度しか効果が使えない”点と”使うたびに2000LP消えていく”点をなんとかしないといけません。
まず前者の問題は一旦場から離せば解決するので、テレポーターから特殊召喚ができる異次元の探求者を採用しました。異次元の探求者はフリーチェーンで次のエンドフェイズまで自分のモンスターを除外できるので、1度飛ばしてしまえばほぼ確実にテレポーターの効果を次のターン再び発動することができます。
また似たようなモンスターとして挙げられる刻剣の魔術師との差別化を図るため、相手ターンに存在し維持することでメリットになりうるエルシャドール・ミドラーシュ、地縛神Aslla piscu、時械神ラツィオンを採用しました。ミドラーシュは自分だけSSし放題ですし、Aslla piscuに至ってはフリーチェーンのライボル＋バーンと化すので弱いわけがありません。なのでテレポーターの効果を利用しつつこれらのモンスターも同時に並べることを意識して動いていきます。ラツィオンは後述します。
次に後者の問題です。1回に初期LPの1/4を消費するのはかなりキツく常にライフが低くなってしまいます。なので低LP問題は時械神でなんとかしてもらうことにしました。採用している時械神でLP関連の効果があるのはこの3枚。
サディオンはLPを4000にするのでテレポーターの効果を継続的に使用することが可能に、ハイロンは相手のLPを自分と同じにするのでテレポーターで自ら低くしたLPを相手に押し付けることが、ラツィオンは探求者で相手のターンに飛ばすことで毎ターン1000バーンを入れることが出来ます。また時械巫女は手札からSS出来るのでテレポーターのリリースコストに使えるのも便利です。
リチューアルチャーチで巫女を蘇生して好きな時械神をサーチ→リースで捨ててアウラムの効果で蘇生の流れでその場で必要な時械神を場に出せるようにしています。
テレポーターの仕事としてはブルーレイヤーからチャーチのコストの捻出、ライズベルトと星6でベアトの墓地肥やしやトレミスでサルベージ、ペンシルベルで儀式サルベージ、選ばれし者からリースとともにアウラムなどこれ以外にも多岐に渡ります。サイコプリーストでライズベルトを飛ばしておくとマインドオーガスの素材にした際にそのままトレミスが組めて次のターンも同じ動きができるので中盤以降かなり便利です。
その他のデッキパーツとしてはリチューアルチャーチを採用しているので、儀式要素として影霊衣とマインドオーガスを入れています。ペンシルベルで簡単に儀式モンスターを拾えるので、ヴァルキュルスは低LPになりやすいデッキの性質上BP終了することでLPの維持を、クラウソラスは反魂をチャーチで戻すことでそのまま儀式召喚に、マインドオーガスはチャーチで毎ターン手札にセットが揃うのでテレポーターの出す先や魔神儀が尽きることを回避しています。
シャドールパーツは主に初動として活用します(相手依存の初動に多少の不安はありますが)。
このデッキの初動として影依融合のみを引いている場合
①影依融合でヘッジホッグとエッジインプシザ―を落としてミドラーシュ召喚
②ヘッジホッグでファルコンをサーチしそのまま召喚→ハリファイバーをリンク召喚
③ハリファイバーの効果でオライオンをSS、墓地のシザーを蘇生し2体で巫女イヴをシンクロ召喚
④SS時に星遺物の守護竜をサーチ、幻獣機トークンと巫女イヴでメンタルスフィアデーモンをシンクロ召喚
⑤巫女イヴでリースをSS
⑥相手ターン中にハリファイバーからシューティングライザーをSS、ラルバウールを墓地へ
⑦☆6になるのでリースとともにPSYフレームロードΩをSS(相手ターン中にΩも逃がしておく)
⑧自分のターンで星遺物の守護竜を発動しラルバウールを蘇生、帰還したPSYフレームロードを対象に取ることでマックステレポーターをサーチ
という流れを組むことが出来ます。
オフリス→ダーリングから影依融合をサーチできる場合は
①'オフリスダーリングでケルビーニをリンク召喚、エッジインプシザーを落とす
②’影依融合でファルコンと光属性でネフィリムをSS、効果でハウンドを落としてファルコンを表にする
③'ファルコンとケルビーニでハリファイバーをリンク召喚
以降は上記の③と同じ流れになります。
マックステレポーターは黒きの森のウィッチやカバリストなど受動的なモンスターでしかサーチできませんでしたが、ラルバウールのおかげで比較的流れの中でサーチできるようになりました。
また、この流れをすることでただサーチをするだけでなく、テレポーターの召喚コストを賄える(守護竜ラルバウール)、テレポーターのLPコストが賄える(メンタルスフィアデーモンによる攻撃後効果)ことができ、理想の状態で効果の発動までできるのです。
またアウラムがいる時にAslla piscuを素材にミドラーシュを出すことでこの2体を並べることでできるのでSS1回制限とフリーチェーンライボルというかなり嫌らしい盤面を組むことが出来ます。影依融合を引けた場合は初動を作った後にここを目指して展開していきます。
このようにテレポーターと探求者を活かして時械神をスイッチさせたりAslla piscuのバーンで勝ちを狙ったりといったことをメインデッキコンセプトにしています。テレポーター探求者まで着地できれば本当に色々な動きができるので、なかなかアドリブが必要ですが楽しいデッキです。
基本的にテレポーターのサーチ先は引きたくないので枚数を増やし、以上の初動に繋がる札や直接サーチできるカバリストを入れて完成としました。
2.紙芝居紹介
ここではこのデッキの紙芝居を紹介します。紙芝居って何？という人もいると思うので改めて遊戯王紙芝居の定義を紹介します。
遊戯王紙芝居とは「デッキの中のギミックや動きに物語をつけること」です。
このブログで紹介している遊戯王紙芝居は爺が捕食で自慰と精を出す男があるので興味湧いた人は是非読んでみてくださいね。興味が湧かなかった人も読んでください。
前述の通り今回のデッキは既存のような型にはまったストーリーはありません。なので今回は紹介の仕方がかなり違いますしそもそも紙芝居なのかという疑問も湧いてきます。まぁ細かいことはこの辺にして紹介に移りましょう。
まずは皆さんに前提条件を理解してもらわないといけません。
このカードを見てください。
皆さんも知っての通りこのカードは<<祝福の教会－リチューアル・チャーチ>>です。
このデッキでもメインとして使っていますし多くの人が使っているカードですが、実はこのイラスト、じっくり見るといくつかの疑問が浮かびあがってくるはずです。
皆様は不思議に思いませんか？
この夫婦はなぜ晴れ舞台で同じ顔で感情の見えない同じ笑い方をしているのか。
機械天使というテーマにおいてこの夫婦だけなぜデフォルメ化されているのか。
私はこの疑問に一つの答えを導き出しました。
その答えは・・・
この2人が望まぬ妊娠により望まぬ結婚をしているからなのです。
(あまりの突飛な結論に驚く読者)
対象年齢が9歳以上である以上、思春期前の少年少女も手に取る”遊戯王”というカードゲームにおいて、出来ちゃった結婚を直接的な描写でカード化することは性教育上よろしくありません。
そこでKONAMIがこの夫婦をデフォルメにして可愛く見せつつ、表情も同じ笑顔に固定化させることで”見た目上は”幸せそうな結婚式を装い隠蔽を図った本当は怖いカードだったのです。
前提条件を理解していただいたところで、なぜこの2人は望まぬ妊娠をすることになったのかという疑問が新たに浮かんできます。
改めてこのデッキのギミックを見直してみましょう。
このデッキはセックス・テレポーターを異次元の(性癖の)探求者で飛ばすことで毎ターン効果を使いつつ時械神をスイッチして戦う、というのがメインギミックでした。
男女(セックス)をテレポートさせる者と異次元の性癖を探求する者が揃っている。
つまり
セックスしないと出られない部屋に閉じこめられた結果、妊娠してしまったのです。
(結論の飛躍っぷりに開いた口がふさがらない読者)
異次元の性癖を探求する研究材料とするためにセックスしないと出られない部屋に男女をテレポートさせていたので、結果として出るために性交渉を行い妊娠したと考えると納得のいく話です。
そんなテレポーターから出てくるサイキック族モンスターの組み合わせは自分で好きに選んで探求することが可能です。だからこそその場その場で自分の好きなカップリング(ノーマル、BL、百合など)、シチュエーション(近親、SM、異種姦など)で閉じ込めることができるのです。このデッキの対象モンスターとしては
《星杯に選ばれし者》
属性：正統派主人公、可愛い幼馴染持ち
王道タイプなのでいろんなシチュに対応。
《調星師ライズベルト》
属性：兄、闇堕ち、シスコン、寝取られ
選ばれし者とは違ったタイプの兄属性なので闇が深いシチュの再現に便利。僕は近親相姦ものが好きなのでよく使う。
《異次元の探求者》
ストーリーの元凶なので属性もクソもないが、ボスや元凶が幽鬼うさぎのようなメスガキの挑発に乗った挙句「クソっ...こんなガキに...」と敗北してしまう本が僕は好き。このデッキでも再現できる。
《寡黙なるサイコプリースト》
もう勃たないジジイ。しかし性交渉せず老衰死するのは相手に迷惑がかかるので、一念発起し奮闘。結果、妊娠させてしまう。勃っても勃たなくても迷惑。
ただ僕は年老いた爺が祭りでふんどしの小学生を見て復帰するタイプの本が好きなので応援しています。
《超量士ブルーレイヤー》
属性：機械
女性型アンドロイドなので機械姦をする時に便利。僕はロボットの中でも自我をもっていて重ねる内に機械なのに羞恥心を持ってしまうタイプの本が好き。
《幽鬼うさぎ》
属性：ロリ(人によってはショタ)、銀髪
言わずと知れた遊戯王で超人気の萌え萌えモンスター。この世で最も強い属性”ロリ”を持っているので何でもできる。誘発嫌いな人もこのデッキで克服しよう。
《魔神儀－ペンシルベル》
ㄘんㄘんのゆるキャラ(pencilとpenisの語源は同じなので同一の物として扱うことができる。(事務局裁定))
ゆるキャラの立場を活かし、竿役として様々なものと性交渉ができる。
以上の7種類がいるので、その組み合わせの総数はなんと7×6=42種類！多くのシチュエーションを生み出せます。これが冒頭に書いた"型にハマった話"ではなく、"自分の好きに話の展開が出来る"ことなのです。
？「ちょっと待って！」
ん？
読者｢これはリチューアルチャーチがあるから成り立つのであって、なかったらただ2人呼び寄せる人なだけじゃないか。｣
んん、良い所を突いてきましたね...
しかしチャーチではなく違うフィールド魔法があるのであれば、それはそれで別パターンの物語が成り立つのです。
これは港区にある"ハチドリ"という結婚相談所です。このデッキでもハチドリがギミックに存在していましたね。それがハチドリの地上絵の地縛神、Aslla piscuです。このデッキでは最終的な盤面においてAslla piscuを飛ばすことで相手の盤面を壊しつつバーンで勝つことを狙っています。
Aslla piscuが結婚相談所なのであれば、このパターンの紙芝居でのセックステレポーターはただ男女2人を呼び寄せるのではなく、男女の仲を取り持つためにマッチングさせていた結婚相談所のスタッフということになるのです。
リチューアルチャーチが存在している時は望まぬ結婚をしていましたが、それが存在していないと手順を踏んだ純粋な恋愛の紙芝居へと変貌するわけなんですね。
さて、冒頭で紹介したロバート秋山の順序の歌、聴いてくれましたか？サビにはこんな歌詞があります。
この紙芝居でも同じ表裏一体の関係がありましたね。
まだ見ぬ異次元の性癖を探求するために男女をセックスしないと出られない部屋にテレポートさせその性交渉の結果、交際する物語。そして順当に結婚相談所でマッチングして交際した結果、性交渉する物語。
順序の歌のオマージュ、これが今回の紙芝居の根幹になっていました。
皆さんもお好みのカップリングでオリジナルの紙芝居、始めてみませんか？
3.個々のカード紹介
ここでは上で紹介していないカードを軽く紹介しようと思ったのですが、もうコンセプトのところでだいたい書いたのでこれから採用したいカードなども書いていきます。
儚無みずき
投げるだけでLP回復か展開を鈍らせることができる。LPが常に低くなるこのデッキではとても便利。ホントは3枚入れたいけど枠がない。
サイバース・クアンタム・ドラゴン
単純に効果が強い。それ以外にもアウラムの下に置けばアウラムの生存率が上がり次のターンの蘇生も期待出来たり、ケルビーニの下に置けば超固い盤面になったりと地味に便利なモンスター。
出し方としてはチャーチでブーテンを蘇生し、テレポーターで出した☆3で虹光→うさぎと虹光でSS、もしくは同じくブーテン蘇生からライズベルトで☆6にしてSSなど
時械神ラフィオン・ザフィオン
ラフィオンは相手の攻撃力分のバーンを与える効果、ザフィオンは相手の魔法罠を全てデッキに戻す効果を持っています。ラフィオンはより簡単にバーンで勝つことができるがイージーゲームになりすぎて身内からヘイトを買ったので一時保留、ザフィオンは魔法罠の除去が欲しすぎたので採用。どちらも便利な効果なので枠との兼ね合いでもう一度採用を検討したいところ。
大胆無敵
相手がモンスターを出すだけでLPを回復できるので割と簡単な別の回復手段として採用検討中。相手依存なのが若干の不安要素だが、他の方の使用経験などからかなり嫌らしいらしく、イラストがなろう系なので紙芝居に組み込めたさもある。
サイコ・コマンダー
テレポーターからのチューナー要因として採用濃厚だったが、サイコウィールダーの登場でかなり薄くなってしまった。
というのは建前で本当の採用したい理由は勃起しているから。
ね？
4.総括
身内との試合ではまぁまぁの勝利を収めていたのでいなご会に持っていったところ、結構テレポーターを多く使えて勝ちの試合もあったのですが、Exから展開せずに影依融合が使えず準備が遅れたり3ターン目でアルコンやハイドランダーなどの強力モンスターに轢かれたりなど、まだまだ相手の動きに対応しきれてない弱点も見えてきました。
使いたかったテレポーターも活用出来ましたし、デッキコンセプトも結構気に入っているので割とお気に入りのデッキなのですが、紙芝居をもう少しうまくまとめたかったのだけは気がかりですね...
年末の忙しい時期にこんなくだらない記事を読んでくれてありがとうございます。今年の更新はこれで終わりです。新デッキもないので当分更新はないと思います。紙芝居を楽しみにしていてくれる方、マジでごめんなさい。
1年間紙芝居を手に奔走して、いろんな方との交流も増えてとても良い1年でした。来年もオフ会などで会う機会がありましたらその時はよろしくお願いします！それではまた！！
